高配当株は、株主に配当金を多く支払うため、投資家にとって非常に魅力的な選択肢です。本記事では、トヨタ自動車に注目し、高配当株投資の魅力や注意点、そしてトヨタ自動車の魅力について詳しく解説します。
高配当株の魅力について
高配当株投資の魅力としては、定期的に配当金を受け取ることができる点が挙げられます。配当金は、株価が上昇する必要がないため、投資家にとっては安定的な収入源となります。また、企業が高配当を維持するためには、業績が安定していることが前提となります。つまり、高配当株は安定した企業に投資することができるため、リスクが少なく、配当利回りが高いという魅力があります。
トヨタ自動車の魅力について
・輸送用機器
・特色
4輪世界首位。国内シェア3割超。日野、ダイハツを傘下。SUBARU、マツダ、スズキと提携
トヨタ自動車は日本でトップクラスの企業です!
従業員の数、賃上げ率など先駆けて行っている会社です。
日本で一番売れている自動車会社でもあり、知らない人はいないでしょう。
- 技術力の高さ トヨタは、自動車産業において先進的な技術を開発することで知られています。例えば、ハイブリッド車のプリウスを始めとするエコカーの開発に力を注いでおり、燃費や環境性能に優れた車を提供しています。
- グローバル展開の強さ トヨタは、世界中で事業を展開しており、グローバル市場での競争力が非常に高いことが特徴です。また、各国の現地生産を積極的に行い、地域のニーズに応えた車両を提供することで、消費者からの支持を集めています。
- 安全性の追求 トヨタは、安全性に対する取り組みにも力を入れており、世界中で高い評価を得ています。例えば、衝突安全性のテストで高い評価を得ていることが多く、安全性に関する先進技術の開発にも積極的に取り組んでいます。
- 長年にわたる歴史と伝統 トヨタは、日本の自動車メーカーとして長年にわたって歴史と伝統を築いてきました。そのため、トヨタ車には、高い品質や信頼性、そして日本の文化や価値観を反映した要素が含まれていることが多く、消費者からの支持を得ています。
業績・配当金の推移
売上 | 営業利益 | 配当金予定(年間) | 利回り | |
2018 | 44円 | 3.48% | ||
2019 | 30,225,681百万 | 2,467,545百万 | 44円 | 3.22% |
2020 | 29,866,547百万 | 2,399,232百万 | 44円 | 3.39% |
2021 | 27,214,594百万 | 2,197,748百万 | 48円 | 2.79% |
2022 | 31,379,507百万 | 2,995,697百万 | 52円 | 2.34% |
2023(予) | 36,000,000百万 | 2,400,000百万 | 未定 |

一年間の株価です。
一年前より株価下がってしまってるんですよね。
円安の影響で業績大きく伸ばすかもと言われてましたが、生産遅延などで株価は上がるどころか下がってしまいました。
3月26日時点では1800円切って1784円ですね。思ってる以上に右肩下がりです。
主要戦略
- TNGA(Toyota New Global Architecture)の導入:TNGAは、トヨタが開発した新しいプラットフォームで、複数の車種に共通の部品を使用することで生産効率を高め、コスト削減や車両性能の向上を図ることができます。
- 電動化戦略:トヨタは、2030年までに全車種の電動化を目指しており、電気自動車やプラグインハイブリッド車などの開発を進めています。
- CASE技術の導入:CASEとは、Connected, Autonomous, Shared, Electricの略であり、トヨタはこれらの技術を活用した新しいサービスやビジネスモデルの開発を進めています。
- グローバル展開の強化:トヨタは、世界各地での販売拠点の拡大や、現地生産の増加などにより、グローバル展開を進めています。
- ブランドイメージの向上:トヨタは、ハイブリッド車の普及や、燃費性能や安全性能の向上などを通じて、ブランドイメージの向上に取り組んでいます。
生産効率を高めることを重視していますが消費者や投資家には高まっているようには思えないですけどね。
EVについては世界的戦略になりますが、海外産業のテスラのEVと差別化ができるかが焦点ですね。
革新的なことが行える米国と争うのは厳しそうですけど・・・
投資に際しての注意点
トヨタ自動車に投資する際には、以下のような注意点に留意することが重要です。
- 自動車産業の競争激化に注意:自動車業界は、市場競争が激しく、技術や環境規制の変化に敏感な業界です。競合他社との競争や、新たなテクノロジーへの対応について注意が必要です。
- 為替リスクに注意:トヨタは、日本円高や円安の影響を受けます。為替相場の変動によって、業績が大きく左右されることがあるため、投資家は為替リスクにも注意する必要があります。
- 長期的な視点で投資することが重要:トヨタは、長期的なビジネス戦略を持ち、持続可能な成長を目指しています。投資家も同様に、トヨタの将来性やビジネス戦略を長期的な視点で評価し、投資判断をすることが重要です。
以上のような注意点に留意し、投資を行うことが重要です。投資にはリスクが伴うことを忘れず、適切な情報収集と分析を行い、慎重な投資判断を行うようにしましょう。
まとめ
配当金は出ていませんが、前回の配当金に合わせると利回り3%を越えています(ギリギリですが)
ここ一年で一番安いこともあり買う選択肢もあるかと思います。
ただ米ドル130円切るかギリギリのラインなのでこれより下がると業績に少なからず影響がでるかもしれません。
確かトヨタ自動車は業績予想を米ドル130円で試算していたかと思います。
トヨタは、自動車業界において、日本を代表する大手自動車メーカーの一つです。トヨタは、長年にわたって自動車生産方式の改善を追求し、高い品質とコストパフォーマンスの両立を実現してきました。また、トヨタは、環境に配慮した自動車の開発や、自動運転技術の研究開発にも力を入れています。
投資家としてトヨタに投資する際には、競合他社や市場の変化に敏感であり、事業多角化にも注意が必要です。また、為替リスクにも注意が必要であると言えます。しかし、トヨタは、長期的なビジネス戦略を持ち、持続的な成長を目指しています。投資家も、トヨタの将来性やビジネス戦略を長期的な視点で評価することが大切です。
トヨタは、世界中の自動車市場において、強い地位を持ち続けています。トヨタの生産方式や環境技術など、強みを持った技術や事業展開に注目することで、トヨタの株式投資により、長期的なリターンを得ることができるかもしれません。投資にあたっては、慎重な判断が必要ですが、トヨタの将来性やビジネス戦略を長期的な視点で見据え、投資判断をすることが重要です。
私は2080円ほどで握っていますので我慢しますが、今から長期的には持つ自信がないです。
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