高配当株は、株主に配当金を多く支払うため、投資家にとって非常に魅力的な選択肢です。本記事では、商船三井に注目し、高配当株投資の魅力や注意点、そして商船三井の魅力について詳しく解説します。
高配当株の魅力について
高配当株投資の魅力としては、定期的に配当金を受け取ることができる点が挙げられます。配当金は、株価が上昇する必要がないため、投資家にとっては安定的な収入源となります。また、企業が高配当を維持するためには、業績が安定していることが前提となります。つまり、高配当株は安定した企業に投資することができるため、リスクが少なく、配当利回りが高いという魅力があります。
商船三井の魅力について
商船三井は海運業を中心にした会社です。
ここ2年ほど10%を越えの利回りで高配当株として人気です。
海運業では他に「日本郵船」「川崎汽船」と2社が高配当株で人気になっております。
今後も海運業を中心に脱炭素化と非海運業のにも展開していく企業となっています。
業績・配当金の推移
売上 | 営業利益 | 配当金予定(年間) | 利回り | |
2018 | 11円 | 0.65% | ||
2019 | 1,234,077百万 | 37,718百万 | 45円 | 1.89% |
2020 | 1,155,404百万 | 23,779百万 | 65円 | 3.72% |
2021 | 991,426百万 | -5,303百万 | 150円 | 3.87% |
2022 | 1,269,310百万 | 55,005百万 | 400円 | 11.7% |
2023 | 1,600,000百万 | 105,000百万 | 560円 | 15.7% |
ここ5年連続増配となっています。
特にここ2年で二桁を超える利回りです。
配当月は3月9月、クルーズ優待券などももらえます。

一年間の株価です。
直前(確定日翌日)に落としましたが実は午後じわじわと上がっていったんですよね。
前回の確定日翌日とは違った展開でホルダーさんは良かったですね!

事業展開の戦略や将来性
主要戦略
・引き続き海運業
・脱炭素化目標に邁進する業界のリーダーとして、サステイナブルな海上輸送の実現をコミット。
脱炭素化については2050年と長期に渡っている計画なので現時点ではそこまで意識はしなくても良いかと。
投資に際しての注意点
商船三井に投資する際には、以下のような注意点に留意することが重要です。
・企業の業績や財務状況を十分に把握すること 企業の成長性や収益性など、投資に必要な情報を正確に把握することが大切です。適切な分析を行うことで、投資のリスクを最小限に抑えることができます。
・市場環境の変化に注意すること 商船三井が事業を展開している市場環境は常に変化しています。
感染症や他国の戦争などで大きな影響を受ける事業ともいえます。
・適切なポートフォリオの構築を行うこと 投資を行う際には、株式以外にも投資対象を複数選択することが重要です。異なる銘柄や投資対象をバランスよく組み合わせた適切なポートフォリオを構築することで、リスク分散効果を高めることができます。
以上のような注意点に留意し、投資を行うことが重要です。投資にはリスクが伴うことを忘れず、適切な情報収集と分析を行い、慎重な投資判断を行うようにしましょう。
まとめ
- 商船三井の魅力的なポイント
利回り10%越えの利回り - 長期的な視点で見た場合、利回りの推移や業績の推移などが不安定です。
円高や様々な要因で好業績なので先々業績が落ち着く(悪化)する可能性もあります。 - 投資に際しては、必ずリスクについても考慮し、適切な判断を行うようにしましょう。
権利確定日後に株価が落ちることはよくありますが、海運業は特に落差が激しいです。
高配当狙いで権利月に購入するのは配当金以上に損をする可能性が高いです。
権利月に買ってしまったので中々手を放すことができなくなってしまいます。
個人的にはポートフォリオに入れるのならば少なくすることをおすすめします!
3/31月に次の配当に関するIRが出ました。
保守的とみるかマイナスとみるかは皆様どちらですか?
私はマイナスになりそうな気がします。
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